骨髄抑制

こつずいよくせい

成体における造血は骨髄で営まれる.抗がん剤や放射線照射により,骨髄で分裂中の造血幹細胞や造血前駆細胞の細胞死が誘導されると,薬剤や放射線に抵抗性を示す休眠期の造血幹細胞が分裂して,造血系が回復するまで,骨髄細胞数の減少が観察される.このことを骨髄抑制とよぶ.(実験医学増刊2920より)

がん幹細胞—ステムネス,ニッチ,標的治療への理解

genetic/epigenetic変異,微小環境,エネルギー代謝の特異性から見えてくる,治療抵抗性がん克服の戦略

須田年生/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです

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