骨髄異形成症候群
こつずいいけいせいしょうこうぐん
造血幹細胞の遺伝学的異常で起こり,血球の形態異常によって括られた不均一な疾患群.骨髄でつくられた血球を末梢血に送り出せない(無効造血)と,急性骨髄性白血病への高率な移行(前白血病状態)が特徴.前者が優位だと造血不全,後者が優位だと腫瘍のような病態となる.(実験医学増刊377より)
臓器連環による生体恒常性の破綻と疾患
すべての医学者・生命科学者に捧ぐ
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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