「どうしてバランスのよい食事が大切なのか」「そもそも栄養とは何か」という栄養学の基本から,栄養アセスメント,経腸栄養など医療の現場で役立つ知識まで学べます.栄養の世界を知る第一歩として最適の教科書
目次
はじめに
キャラクター紹介
第1章 栄養学とは
①栄養,栄養学とは
②栄養学の歴史
1.エネルギー代謝に関する発見
2.糖質と脂質に関する発見
3.タンパク質に関する発見
4.ビタミンに関する発見
5.ミネラルに関する発見
③人体の成り立ちと栄養
1.人体の構成と栄養
2.細胞・遺伝子と栄養
④食物の成分と栄養
⑤保健,医療,福祉と栄養
1.保健と栄養
2.医療・福祉と栄養
第2章 栄養素の種類と働き
①栄養素の種類と含有する食物
1.タンパク質
2.脂質
3.炭水化物(糖質,食物繊維)
4.ビタミン
5.ミネラル
②タンパク質の働きと欠乏症,過剰症
1.働き
2.欠乏症,過剰症
3.タンパク質の食事摂取基準
4.生物学的方法
5.化学的方法
③脂質の働きと欠乏症,過剰症
1.働き
2.欠乏症
3.過剰症
④糖質の働きと欠乏症,過剰症
1.働き
2.欠乏症,過剰症
⑤食物繊維の働きと欠乏症,過剰症
1.働き,欠乏症
2.摂取量の推移,過剰症
⑥ビタミンの働きと欠乏症,過剰症
1.水溶性ビタミン
2.脂溶性ビタミン
3.ビタミンの食事摂取基準
⑦ミネラルの働きと欠乏症,過剰症
1.多量ミネラル
2.微量ミネラル
3.ミネラルの食事摂取基準
⑧水の働きと摂取量
1.水の働き
2.水の適正な摂取量
第3章 栄養素の生理
①食物の摂取
1.食欲中枢とその調整機能
2.空腹感
3.食欲と空腹感
4.味覚
5.栄養感覚による摂取量の調整
②消化
1.消化とは
2.消化器官
③吸収
1.吸収とは
2.吸収の機構
3.吸収の経路
4.消化吸収率
④排泄
⑤栄養素の消化・吸収
1.タンパク質
2.脂質
3.炭水化物
4.ビタミン
5.ミネラル
⑥栄養素の代謝
1.タンパク質
2.脂質
3.炭水化物
4.ビタミン
5.ミネラル
第4章 エネルギー代謝
①生命のエネルギーと食物のエネルギー
1.エネルギーの単位
2.エネルギー産生栄養素
②人体のエネルギー代謝
1.基礎代謝
2.活動代謝
3.食事誘発性熱産生(DIT)
③消費エネルギーの測定法と算定法
1.直接熱量測定法
2.間接熱量測定法
3.生活活動調査
④推定エネルギー必要量の算定
⑤傷病者へのエネルギー投与量
第5章 ライフステージと栄養
①妊娠期,授乳期
1.母性の特質
2.妊娠と栄養
3.授乳と栄養
②発育期
1.発育期の生理
2.発育期の栄養
③思春期,青年期
1.思春期,青年期の生理
2.思春期,青年期の栄養
④成人期
1.成人
2.成人期の栄養と生活習慣病
⑤高齢期
1.高齢者
2.高齢者の生理
3.高齢者の栄養
4.高齢者の栄養不良
第6章 栄養アセスメント
①栄養アセスメントとは
1.栄養アセスメントはなぜ必要なのか
2.栄養アセスメントで行われる評価
②各種栄養指標の特徴
1.身体計測
2.生理・生化学検査
3.臨床徴候
4.食事調査
第7章 傷病者の栄養ケア
①食事療法
②栄養がかかわる主な疾患
1.肥満
2.痩せ
3.タンパク質欠乏症
4.ビタミン・ミネラル欠乏症
5.糖尿病
6.脂質異常症
7.高尿酸血症・痛風
8.高血圧症
9.慢性腎臓病(CKD)
10.貧血
11.食物アレルギー
12.消化器疾患
13.肝臓病,胆のう病,膵臓病
14.がん
15.外科手術
③栄養補給
1.経口栄養(食事)
2.経腸栄養
3.経静脈栄養
第8章 特別用途食品と保健機能食品
①病者用食品
②妊産婦・授乳婦用粉乳
③乳児用調製乳
④えん下困難者用食品
⑤保健機能食品
1.特定保健用食品
2.栄養機能食品
3.機能性表示食品
第9章 健康づくりと栄養
①健康増進と疾病予防
1.栄養改善から健康増進へ
2.健康日本21
②食事摂取基準
1.日本人の食事摂取基準とは
2.日本人の各栄養素の摂取基準
3.生活習慣病の増悪化防止の食事
③食生活指針
生活指針改定の趣旨
第10章 これからの栄養
①栄養不良の二重負荷
②快適で持続可能な社会の建設と栄養
おわりに
参考文献
付表 日本人の食事摂取基準(2020年版)
索引
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