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運動をする「時間」は,運動による骨格筋代謝機能への影響を決定する要因である

Time of exercise specifies the impact on muscle metabolic pathways and systemic energy homeostasis
Sato S, et al:Cell Metab, 30:92-110, 2019
佐藤章悟,Paolo Sassone-Corsi
Shogo Sato / Paolo Sassone-Corsi:Department of Biological Chemistry, Center for Epigenetics and Metabolism, University of California, Irvine(カリフォルニア大学アーバイン校生物化学部エピジェネティクス・代謝センター)
10.18958/6445-00003-0001205-00

運動による代謝改善効果は広く理解されているが,「いつ」運動するのが運動の最大効果を得るために適切かどうかは不明であった.マウスの骨格筋代謝経路に対する1日の異なるタイミングでの運動効果を比較したところ,活動期初期(朝)の運動は,安静期初期(夜)の運動に比べて,代謝経路への影響が大きいことが明らかにされた.

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