A・G・C・T
このたった4文字からなる配列の闇に挑み，依頼者に寄り添いその悩みを解決する．それが『配列探偵』志久延子と，助手の江良正である．前回，大学院時代の後輩から依頼を受けた江良は，pUC oriのNCBI登録配列に潜む1塩基のエラーを突き止めた．このエラーが実際にプラスミドのコピー数に及ぼす影響を確認するため，江良は理研BRCの穴理志津に解析を依頼し，その結果を待っている．
この記事は有料記事です
（残り約6,000文字）
【スマホで読める実験医学】事件簿3：まさかの兄弟 ―EF-1αプロモーター
550円
概論―画像と人工知能を応用した動物実験のDX：AIで動物の行動解析を変革する！ 2024年4月号 いま知りたい!!
ヒトゲノム編集における責任ある研究開発・臨床応用に向けて 2024年4月号 特集
型の実践❷：追跡（トラッキング）と効果的なプラグインの利用③ 2024年4月号 型で学ぶ生物画像解析
事件簿9：NM人間たちはどう生きるか？ ―遺伝子キメラ
2024年11月号事件簿7：SNPなのか，違うのか―hygromycin耐性遺伝子
2024年9月号事件簿8：読めども読めず ―ハイスループットシークエンサー
2024年10月号事件簿6-2：実験的困難さが生んだウワサの真相―CAGプロモーター【後編】
2024年8月号事件簿6-1：実験的困難さが生んだウワサの真相―CAGプロモーター【前編】
2024年7月号事件簿5：まさかの兄弟，ふたたび？―ブラストサイジンS耐性遺伝子
2024年6月号事件簿4：輸出禁止の盲点 ―VSV-G遺伝子
2024年5月号事件簿2：研究者は人間なのだ ―pUC ori
2024年3月号事件簿1：コピペの大罪 ―puromycin耐性遺伝子
2024年2月号
スマホで読める実験医学とは