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【スマホで読める実験医学】二本鎖DNA切断を有するヌクレオソームに結合したRAD51のクライオ電子顕微鏡構造群
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二本鎖DNA切断を有するヌクレオソームに結合したRAD51のクライオ電子顕微鏡構造群
Cryo-EM structures of RAD51 bound to a nucleosome with a double DNA strand break
Shioi T, et al：Nature, 628：212-220, 2024
Takuro Shioi1）2）/Suguru Hatazawa1）/Yoshimasa Takizawa1）/Hitoshi Kurumizaka1）2）：Laboratory of Chromatin Structure and Function, Institute for Quantitative Biosciences, The University of Tokyo 1）/Department of Biological Sciences Graduate School of Science, The University of Tokyo2）（東京大学定量生命科学研究所クロマチン構造機能研究分野1）/東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻2））
10.18958/7555-00003-0001696-00
RAD51は，DNAの二本鎖切断修復で中心的な機能を果たす．しかし真核生物のクロマチン上で，RAD51が二本鎖DNA切断部位に集積する機構は不明であった．われわれは，クロマチンの基盤ユニットであるヌクレオソームとRAD51との複合体構造群をクライオ電子顕微鏡により解析することで，クロマチン上でRAD51が二本鎖切断を認識して修復を開始するしくみを解明した．
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