スマホで読める実験医学
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新しい分子病態を定義する/新規治療法の開発を計画する/現状の臨床バイオインフォマティクスの限界を知り,未来を考える

松本寿健,瀬尾茂人,奥崎大介
10.18958/7569-00032-0001757-00

本連載では,臨床医の視点から,臨床情報と検体データの統合解析の重要性について解説してきました.これから研究を計画する皆さまに役立つ方法論を,9つのステップに分けて紹介します.9月号では,臨床バイオインフォマティクスの概要を解説しました.10月号では,実際に臨床バイオインフォマティクス研究を進めるうえでの基本事項を,iDEPを用いて説明しました.11月号(本号)では最先端の研究と今後の展望について触れ,新しい分子病態の定義(ステップ7),新規治療法の開発計画(ステップ8),現状の臨床バイオインフォマティクスの限界(ステップ9)について解説します.

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