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合成多細胞体の設計に求められる全細胞時空間解析手法

Imaging-based whole-cell analysis for synthetic multicellular systems
洲﨑悦生
Etsuo A. Susaki:順天堂大学大学院医学研究科生化学・生体システム医科学/順天堂大学大学院医学研究科中谷生体空間オミクス医療解析拠点/量子科学技術研究開発機構量子生命科学研究所
10.18958/7691-00001-0001880-00

合成多細胞体の作製過程では,多数のパラメーターを実装しながら評価していくデザイン⇄計測の工程をいかに高速に回せるかが重要となる.近年のイメージングデバイス,組織学的手法は,小型の多細胞体であれば全細胞の時空間情報を複数の分子発現情報とともに収集することを現実的なものとしており,デザインの改変に資する全体構造,細胞,分子,細胞間相互作用等を含む多数の情報(特徴量)を収集しフィードバックするための主要な計測技術になると期待される.

合成多細胞体,全細胞解析,イメージング,統合解析

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