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【スマホで読める実験医学】肥満は痩せても記憶されている 一度太ると神経炎症増悪のリスクは継続
550円
加齢黄斑変性は,世界の失明原因の上位を占める神経炎症性疾患である.免疫関連遺伝子の変異に加えて,加齢に伴い,肥満などの炎症を惹起するような環境的要因が蓄積することにより引き起こされる.われわれは,過去の肥満が自然免疫系に長期間記憶されており,後年の加齢黄斑変性に悪影響を与えることを発見した.これにより,神経炎症性疾患における免疫記憶の役割という新たなリンクが明らかとなり,免疫記憶への介入が新たな治療戦略となりうる.
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