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ゲノム三次元構造リモデリングによるヒト造血幹細胞の静止期制御機構の解明

The transition from quiescent to activated states in human hematopoietic stem cells is governed by dynamic 3D genome reorganization
Takayama N, et al:Cell Stem Cell, 28:488-501, 2021
髙山直也
Naoya Takayama:Department of Regenerative Medicine, Chiba University Graduate School of Medicine(千葉大学大学院医学研究院)
10.18958/6797-00003-0000734-00

造血幹細胞は造血前駆細胞と比較して,さまざまな機能的な違いが報告されているが,その詳細な幹細胞制御機構は未解明である.本研究では,オミクス解析を通じ,ヒト造血幹細胞の維持と分化の制御機構が,クロマチンループ構造のリモデリングによって制御されていることを明らかにした.

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