実験医学 1992年3月号 Vol.10 No.4

癌転移−分子機構解明の最前線

  • 清木元治/企画
  • 1992年02月20日発行
  • B5判
  • 110ページ
  • ISBN 100-0-1992-0300-0
  • 1,650(本体1,500円+税)
  • 在庫:なし
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癌の恐ろしさは,「転移」にあります.人を死に至らしめる最も凶悪なメカニズム「転移」の遺伝子レベルでの解明が, 90年代の最も重要なテーマと思われます.そこで今回は「癌転移-分子機構解明の最前線」と題して,金沢大学の清木元治先生に,その新展開を8論文からなる特集として企画していただきました.

目次

特集

癌転移−分子機構解明の最前線
企画/清木元治
新しい展開期に入った癌転移研究【清木元治】
癌の悪性化,転移にかかわる癌抑制遺伝子【河野隆志/横田 淳】
転移の臓器親和性を決定する接着分子と増殖因子【樗木俊聡/新田康隆/仲村雅典/熊谷勝男】
細胞の遊走を促進するサイトカイン【山口 祐】
転移に関与する細胞外マトリックス分解酵素【中島元夫】
マトリックスメタロプロテイナーゼの活性調節【岡田保典】
マトリックスメタロプロテイナーゼおよびインヒビターの発現調節機構と癌転移【佐藤 博/清木元治】
NDPキナーゼ/Nm23/Awdによる転移能の制御【木村成道】
細胞接着分子と癌転移【済木育夫/米田純也】

トピックス

CURRENT TOPICS
APLとRARとシステインチャペル【垣塚 彰】
高頻度でターゲットインテグレーションを起こすニワトリBリンパ細胞株の解析【武田俊一】
トロンビンレセプターの活性化機構−リガンドはレセプタ一分子内部にある【岡﨑裕子/水野健作】
細胞老化にかかわる遺伝子への細胞工学的アプローチ【紙谷秀規/押村光雄】

連載

バイオシグナル実験法シリーズⅡ<蛋白質リン酸化実験法>
非レセプタータイプチロシンキナーゼ解析法−特異的な抗体の作製【谷口隆信/山田武千代/山村博平】
すぐに役立つMacintoshソフト実践講座2
プレゼンテーション用のプラスミドマップを描く−Plasmid Artistの使いこなし方【丸山和夫】

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  • 【本書名】実験医学:癌転移−分子機構解明の最前線
  • 【出版社名】羊土社

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