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レチノイン酸

れちのいんさん

ビタミンA(レチノール)から酸化的な代謝を受けて生成し,ビタミンAの機能のうち,視覚作用以外の主な機能を担う活性本体である.固有の核内受容体を介して細胞分化,増殖,発生,免疫などの重要な生命機能を制御している.種々の皮膚疾患や急性前骨髄球性白血病などの治療薬として用いられている.(実験医学増刊322より)

研究成果を薬につなげる アカデミア創薬の戦略と実例

長野哲雄/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです