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がん幹細胞

がんかんさいぼう

がん幹細胞は,がん細胞のなかでも①高い造腫瘍能を有する,②自己複製能を有する,③多分化能を有する亜集団,と定義される.がん幹細胞は化学療法や放射線療法といった既存のがん治療法に抵抗性を示すことが知られており,治療後の再発や遠隔転移といった患者予後を直接左右するイベントに深くかかわっていると考えられている.(実験医学2009年9月号より)

がん免疫応答の分子機構

免疫抑制的がん微小環境の理解からがんワクチン・細胞療法の開発まで

河上 裕/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです