実験医学 キーワード集 検索へ行くボタン

エクソーム解析

えくそーむかいせき

全ゲノムのうち,エキソン配列のみを網羅的に解析する手法.エキソンのサイズは全ゲノムの約1~1.5%に過ぎないが,タンパク質に翻訳される領域であることから機能的に重要であり,遺伝性疾患の多くがエキソン領域の変異により引き起こされると推定されている.そのためエクソーム解析は,全ゲノム配列解析よりもはるかに低コストでありながら効率よく疾患関連遺伝子を解析・同定できる方法として,近年注目されている.(実験医学増刊3017より)

活性酸素・ガス状分子による恒常性制御と疾患

酸化ストレス応答と低酸素センシングの最新知見からがん,免疫,代謝・呼吸・循環異常,神経変性との関わりまで

山本雅之/監,赤池孝章,一條秀憲,森 泰生/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです