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スフィンゴシン

すふぃんごしん

動物の脳の抽出物から単離された脂質の一種で,その名称はギリシャ神話の怪物のスフィンクスに由来する.スフィンクスは女の頭とライオンの胴に翼を備え,通行人に謎をかけて解けない者は殺したとされる.スフィンゴシンはスフィンクスの姿のように多彩な物性をもつが,生理機能がよくわからない謎の多い物質ということで命名された.(実験医学増刊3315より)

脂質疾患学 なぜ“あぶら”の異常が病気を引き起こすのか?

その質的量的変化と肥満、がん、不妊症、免疫・皮膚・神経疾患

村上 誠,横溝岳彦/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです