脳幹正中部に位置する神経核.セロトニン神経細胞の多くが縫線核に局在し,大脳皮質,基底核などさまざまな領域へセロトニンを送り出す.睡眠,記憶などに加えて,恐怖やストレスの制御に関与することが知られる.抗うつ剤の多くは,セロトニンシグナルの制御を主な作用機序とする.(実験医学増刊302より)
in vivo実験医学によるヒト疾患解明の最前線
生体イメージングとモデル動物を用いた研究戦略と臨床応用
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