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5′キャップ

5きゃっぷ

真核生物のmRNAは5′末端のヌクレオシドに三リン酸を介して7位がメチル化されたグアノシン(m7G)が結合しており,この構造を5′キャップとよぶ.5′キャップはmRNAを分解から保護すると同時に,翻訳開始因子と結合してmRNAの翻訳を促進する働きももつ.(実験医学増刊3917より)

核酸医薬 本領を発揮する創薬モダリティ

新たな作用機序を生む核酸のサイエンスから、新薬・ワクチン承認をもたらした核酸修飾・DDS技術、難治性疾患治療への挑戦まで

横田隆徳/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです