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CAR

細胞表面上にある抗原認識部位(主としてモノクローナル抗体由来の単鎖可変領域),T細胞活性化を誘導するシグナル伝達ドメイン(共刺激分子,CD3ζなど)の2つからなる融合受容体.標的抗原は細胞表面タンパク質に限定されるが,TCRと異なり患者のHLAの型によらず使用できる利点を有する.(実験医学増刊3412より)

がん免疫療法 腫瘍免疫学の最新知見から治療法のアップデートまで

免疫学の基礎知識と、免疫チェックポイント阻害薬、T細胞療法、個別化・複合免疫療法、臨床開発の最前線

河上 裕/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです