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HMGB1

非ヒストン性クロマチン結合タンパク質.きわめて多機能な機能をもつ.核内ではヒストンH1と置換してヌクレオソーム構造を弛緩させることで,クロマチンを転写反応に最適な構造へと変換させるクロマチン構造変換因子として働く.また,ストレスにより細胞外にも放出されサイトカイン様の機能を果たす.BDVのPタンパク質との直接結合が確認されている.(実験医学増刊2710より)

感染症ーウイルス・細菌・寄生虫の感染戦略

光山正雄,北 潔,野本明男/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです