実験医学 キーワード集 検索へ行くボタン

トリプトファンの代謝系にかかわる酵素であり,腸間膜リンパ節に存在する特定の樹状細胞で発現することが知られている.IDOの阻害剤存在下で,ナイーブT細胞と樹状細胞のin vitro共培養を行うと,Foxp3+Treg細胞の誘導効率が低下することが報告されている.このことから,Treg細胞の誘導にIDOおよびその代謝産物が関与していると考えられている.(実験医学増刊3020より)

感染・共生・生体防御システム

ウイルス・細菌と宿主のクロストークからワクチン開発を始めとする予防戦略まで

笹川千尋,柳 雄介,大野博司,石井 健/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

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