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RNA-seq

RNAを無作為に断片化しその塩基配列を次世代シークエンサーで決定することでRNAを測定する手法.配列の数え上げからRNAの発現量を,エクソン接合部の配列からスプライス・ジャンクションを観測できる.あらかじめ設計したプローブに依存するマイクロアレイに比べ,測定できるRNAの網羅性はきわめて高い.断片データよりRNA全長構造を推定する計算手法も提案されているが,その結果はあくまで推定であり,当該構造をもつRNA分子が観測された根拠とはならないことには注意が必要である.(実験医学2019年1月号より)

核酸医薬品開発とRNAデータベース実験医学2019年1月号

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです