cre-loxP
バクテリオファージP1由来の配列特異的組換え酵素creとその特異的組換え配列loxPのことである.loxP配列は34bpと長いため,偶然この配列と一致した配列が存在することは皆無に近い.したがって,外来性のcre酵素存在下で(λZipLoxでは,F'因子上にcreを保持する宿主菌に変える,他では,一本鎖ファージM13のcre組換え体を感染させる),ベクターに存在する2つのloxP配列間での特異的組換えが保証され,ファージからプラスミドへの変換が起こる.(バイオテクノロジージャーナル64より)
タンパク質機能解析に役立つデータベースとウェブツール
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです