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細胞の機能を制御する低分子のタンパク質であり,800種類以上が知られている.サイトカインにはさまざまな機能があるが,特に免疫細胞の活性化や炎症の制御に重要な役割を果たす.インターロイキン(IL:interleukin),インターフェロン(IFN:interferon),ケモカイン,腫瘍壊死因子(TNF:tumor necrosis factor),造血因子(コロニー刺激因子CSF:colony stimulating factor),細胞増殖因子などが含まれる.本文および図中のIL-6,IL-17,IL-1β,IFN-γ,TNFα,GM-CSF,CCL5,CCL20,CX3CL1はサイトカインの一種である.(実験医学増刊4120より)

神経が司る代謝・炎症制御と生体恒常性

臓器ネットワークを理解し、疾患予防・治療へ繋ぐ

箕越靖彦,近藤邦生,中島健一朗/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

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