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インクレチン

いんくれちん

1932年にベルギーの生理学者Jean La Barreは,十二指腸の抽出物が膵臓の内分泌機能で規定される血糖値の降下を誘導することを実験的に示し,この生理作用をもつ腸管由来因子を,すでに同定されていた膵外分泌を刺激するセクレチン(sécrétin)に対する用語として膵内分泌(incrétion pancréatique)を刺激するインクレチン(incrétine)と名付けた.(実験医学2024年9月号より)

GLP-1の分泌および作用機序と糖尿病,肥満症治療への普及実験医学2024年9月号

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです