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クライオ電子顕微鏡による単粒子解析

くらいおでんしけんびきょうによるたんりゅうしかいせき

精製試料を溶液中で急速凍結し,クライオ(極低温)電子顕微鏡により数千枚の画像を取得する.さまざまな向きの分子画像を集め平均化し,最終的に三次元構造モデルを構築する.利点は,結晶を作製しなくてよいこと,インタクトな構造を持つ分子のみを選択する“in silico精製”が可能であることである.(実験医学増刊3210より)

構造生命科学で何がわかるのか,何ができるのか

最先端のタンパク質解析技術から構造情報の活用事例,創薬展開まで

田中啓二,若槻壮市/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです