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シトルリン化

しとるりんか

ジンジバリス菌や好中球内に存在するペプチジルアルギニンデイミナーゼという酵素により,タンパク質もしくはペプチドのアルギニン残基が脱イミノ反応によりシトルリンに置換される(図2A参照).このシトルリン化タンパク質またはペプチドが関節リウマチ患者において新たな自己抗原として認識され,抗シトルリン化ペプチド抗体(ACPA)の産生が誘導される.(実験医学2021年10月号より)

関節リウマチにおける口腔–腸内細菌連関実験医学2021年10月号

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです