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スパイン

すぱいん

スパインは,興奮性神経細胞の樹状突起上に存在する突起様構造物で棘突起ともよばれる.興奮性シナプスの入力は,スパインに存在する後シナプスで行われる.アクチンが豊富な構造物で,神経活動やシナプス入力により数や形を変える動的構造物であり,スパインの形とシナプス強度は正の相関関係にあるため,スパイン形状はシナプス機能を反映する.(実験医学2016年7月号より)

記憶―その瞬間に脳で何が起きているのか?

記憶を形成し、維持し、呼び起こすメカニズム

林 康紀/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです