ウイルスベクターの1種類として確立され,宿主の細胞に感染した後,宿主のゲノム(DNA)に入り込むことなく細胞質内で遺伝子を発現し,細胞のゲノムを損傷することがない.これまでに「山中4因子」を発現するセンダイウイルスベクターが開発されており,細胞のゲノムを損傷することなく,効率よく短期間でiPS細胞を作製できることが知られている.(実験医学増刊375より)
心不全のサイエンス
治療法開発をめざして心臓の謎を解く
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