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ビフィズス菌

びふぃずすきん

ビフィズス菌とはグラム陽性の偏性嫌気性桿菌の一種で,放線菌綱Bifidobacteriales目Bifidobacterium属に属する細菌の総称である.1899年,フランス・パスツール研究所のTissierによって乳児の糞便中より発見された.ビフィズス菌は乳酸菌の一種類である.名称は,V字やY字に分岐した特徴的な形に由来する.東京大学出身の光岡知足教授の研究が広く知られている.(実験医学増刊372より)

腸内細菌叢 健康と疾患を制御するエコシステム

大野博司/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです