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フレイル

ふれいる

フレイルとは「高齢者において運動機能や認知機能をはじめ全身の機能が低下した虚弱状態とともに,ストレスなどに対する脆弱性が亢進した状態であること」を指す.(実験医学増刊402より)

健康寿命の鍵を握る骨格筋

代謝・内分泌を介した全身性制御の分子基盤から運動による抗老化まで

藤井宣晴/編

日本老年医学会が2014年に提唱した概念で,「frailty(虚弱)」の日本語訳.「加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し,複数の慢性疾患の併存などの影響もあり,生活機能が障害され,心身の脆弱性が出現した状態であるが,一方で適切な介入・支援により,生活機能の維持向上が可能な状態像(厚生労働省研究班の報告書より)」とされており,健康な状態と要介護状態の中間を意味する.(実験医学2020年10月号より)

骨格筋維持における間葉系前駆細胞の役割実験医学2020年10月号

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです