ポテンシャル

ぽてんしゃる

物質の形状から決まるエネルギー次元をもつ量.ポテンシャルの微分が形状に及ぶ力を与える.多細胞組織などの慣性が効かない系では,ポテンシャルの値が小さくなるように細胞の形状が変化し,(局所)最低値で力の釣り合いが達成されて形状変化が止まる.CVMでは,細胞の力学的性質を反映したポテンシャルが小さくなる方向に細胞の頂点の位置を変化させる過程をくり返すことで,細胞集団の形状変化を計算する.(実験医学2013年5月号より)

生命システムを定量する! ー未知なる現象の謎を解け!

シグナル伝達,転写制御,細胞動態の時空間ダイナミクス

小林徹也/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです

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