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マイクロRNA

まいくろRNA

アミノ酸配列情報をもたないノンコーディングRNAで,標的mRNAと配列特異的に相互作用し,分解や翻訳抑制などに関与する.(実験医学増刊4117より)

治療標的がみえてきた脂質疾患学

がん、不妊症、免疫・神経・皮膚・代謝性疾患のメカニズムから臨床検体による診断、層別化まで

村上 誠,横溝岳彦/編

タンパク質をコードしない21~25塩基程度の一本鎖RNAであり,標的となるmRNAの主に3′UTRに結合してその遺伝子の発現を調整する働きを通じて,がんをはじめとするさまざまな疾患の病態に重要な役割をもつことが知られている.(実験医学増刊4010より)

臨床実装が進む次世代がんバイオマーカー

新規の検出技術、AIが加速するリキッドバイオプシーとその先の診断モダリティ

植田幸嗣,吉野孝之/編

21〜25塩基程度の一本鎖RNA.mRNAの安定性に重要なCap構造やポリAを分解することにより翻訳を抑制することで,遺伝子発現を抑制する.核酸創薬においては,人工的に化学合成した完全に相補的な二本鎖RNA構造をもつmiRNAをmiRNA mimicとよぶ.(実験医学増刊3917より)

核酸医薬 本領を発揮する創薬モダリティ

新たな作用機序を生む核酸のサイエンスから、新薬・ワクチン承認をもたらした核酸修飾・DDS技術、難治性疾患治療への挑戦まで

横田隆徳/編

約22塩基長の短いRNAで,塩基配列の相補性に依存する形でmRNAに作用し,標的mRNAからタンパク質への翻訳を抑制する.(実験医学増刊3915より)

神経免疫 メカニズムと疾患

神経系と免疫系を結ぶ分子機構の解明からバイオマーカー・治療標的の探索まで

山村 隆/編

ノンコーディングRNAの一種.配列長が20〜25塩基と短く,特定の標的遺伝子の発現の調節に関与する.マイクロRNAは,自身の末端の配列と部分相補的な配列をもつ標的遺伝子のmRNAと結合することで,その遺伝子の翻訳の阻害を行う機能をもつ.(実験医学2020年3月号より)

GWASからマイクロRNAの複雑形質への関与の解明に挑む実験医学2020年3月号

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです