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ユビキチン化

ゆびきちんか

ユビキチン化は,ユビキチン修飾系によってエネルギー依存的に特定のタンパク質にユビキチンが結合する反応のこと.ユビキチン化されたタンパク質は,プロテアソームによって分解を受ける.一方,ユビキチンとその基質タンパク質間,またはユビキチン鎖中のユビキチン間のイソペプチド結合を切断する加水分解反応を脱ユビキチン化という.ユビキチン-プロテアソーム系によるタンパク質分解は細胞周期制御,シグナル伝達,免疫応答といった多くの生物学的プロセスの制御にかかわっていることが報告されている.(実験医学増刊4215より)

“情報”から“マテリアル”へ ノンコーディングRNA研究

機能分子としてのRNAを見つけ、知り、創薬に使う新時代

中川真一,廣瀬哲郎,松本有樹修/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです