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レビー小体

れびーしょうたい

レビー小体は神経細胞の細胞体内に主にみとめられる封入体である.H&E染色では好酸性のコア(芯)と周囲の明瞭なハローがみられる.電子顕微鏡では異常フィラメントの集合が観察され,α-シヌクレインが主要構成成分として同定されている.パーキンソン病ではレビー小体の沈着が黒質などのドーパミン神経でみられ,レビー小体認知症では黒質や青斑核以外の大脳や萎縮した海馬領域にレビー小体の沈着がみられるのが特徴である.(実験医学2016年6月号より)

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吉岡祐亮,落谷孝広/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

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