異化作用

いかさよう

アナボリックは,ATPのエネルギーを利用して単純な分子から複雑な高分子を合成し,組織の成長や修復を促す還元的な過程である.一方,カタボリックは,複雑な高分子を段階的に分解してエネルギーや代謝物質を供給するとともに,組織の分解を進める酸化的な過程を指す.これらは生体内で相互に影響し合い,生体の恒常性維持や組織リモデリングに重要な役割を果たす.(実験医学増刊435より)

骨格筋の老化によるサルコペニア その理解と戦略

筋生物学を超えた総合知で、運動・栄養・創薬による介入をめざす!

武田伸一/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

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