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【スマホで読める実験医学】スペルミジンは脂肪酸酸化酵素に結合し老化による腫瘍免疫の低下を回復させる
550円
われわれは抗老化作用を示すスペルミジンが脂肪酸酸化を担うミトコンドリアタンパク質(mitochondrial trifunctional protein,MTP)に結合し,脂肪酸酸化を亢進させることを発見した.老化T細胞ではスペルミジン濃度が低下しており,脂肪酸酸化能力が減弱していた.PD-1阻害抗体を用いたがん免疫治療モデルにてスペルミジンを併用すると老化マウスのT細胞機能が回復し,老化により減弱した抗腫瘍効果が回復した.
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