瘢痕
はんこん
損傷部に形成されるかさぶた様の組織.アストロサイト,線維芽細胞,周皮細胞などの多様な細胞群から構成される.損傷直後は神経保護的な作用を示すが,長期的には物理的障害になるほか,軸索伸長阻害作用を示し,神経修復を妨げる.(実験医学増刊3915より)
神経免疫 メカニズムと疾患
神経系と免疫系を結ぶ分子機構の解明からバイオマーカー・治療標的の探索まで
損傷や変性などにより生じたさまざまな器官の組織欠損が,完全に再生されず結合組織や線維性組織等に置き換わることで修復された状態.(実験医学2019年8月号より)
グリア瘢痕の形成メカニズムと再生実験医学2019年8月号解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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