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縫線核

ほうせんかく

脳幹正中部に位置する神経核.セロトニン神経細胞の多くが縫線核に局在し,大脳皮質,基底核などさまざまな領域へセロトニンを送り出す.睡眠,記憶などに加えて,恐怖やストレスの制御に関与することが知られる.抗うつ剤の多くは,セロトニンシグナルの制御を主な作用機序とする.(実験医学増刊302より)

in vivo実験医学によるヒト疾患解明の最前線

生体イメージングとモデル動物を用いた研究戦略と臨床応用

御子柴克彦/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです