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[座談会]次のパンデミックに向けて教訓を得て,いま動き出す:公衆衛生・臨床・基礎研究の最前線で感じた課題とこれからの取り組み

佐藤 佳,福原崇介,福永興壱,押谷 仁,忽那賢志
10.18958/7485-00001-0001408-00

本座談会では,新型コロナパンデミックを振り返り,課題を洗い出すことで,それを踏まえたこれからの感染症の基礎研究のあり方について議論いただきました.基礎研究からは「G2P-Japan」の佐藤先生・福原先生,「コロナ制圧タスクフォース」の福永先生,公衆衛生から「クラスター対策班」および「新型コロナウイルス感染症対策分科会」で活躍された押谷先生,さらに臨床の最前線から正しい情報発信に努めた忽那先生,新型コロナパンデミックで活躍された5名の先生にそれぞれの観点からお話しいただいています.必ず来るとされる新たなパンデミック.そのときに二の舞を演じないためにいま基礎研究者としてなにができるのか.感染症研究者でなくても今一度パンデミックを振り返り,ご自身の研究と社会の接点を考える機会となれば幸いです.
※本座談会は2024年2月27日にオンライン会議システムにて収録しました

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