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【スマホで読める実験医学】4.5SH RNAはマウスにおけるSINE B1由来の有害なエキソン化を抑えるノンコーディングRNAである
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4.5SH RNAはマウスにおけるSINE B1由来の有害なエキソン化を抑えるノンコーディングRNAである
4.5SH RNA counteracts deleterious exonization of SINE B1 in mice
Yoshimoto R, et al：Mol Cell, 83：4479-4493.e6, 2023
Rei Yoshimoto1）/Shinichi Nakagawa2）：Department of Applied Biological Sciences, Faculty of Agriculture, Setsunan University1）/RNA Biology Laboratory, Faculty of Pharmaceutical Sciences, Hokkaido University2）（摂南大学農学部応用生物科学科1）/北海道大学大学院薬学研究院2））
10.18958/7485-00003-0001420-00
4.5SH RNAとよばれる小型げっ歯類特異的なノンコーディングRNAが，天然の遺伝子治療薬のように働き，マウスがゲノムに保有している多数の致死性の異常エキソンをスキッピングさせることでその生存を担保していることを明らかにした．さらに改変型4.5SHは任意のエキソンスキップを引き起こすことが可能であり，新たなスプライシング制御ツールとして期待される．
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