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TGF-βシグナルの主要転写因子SMAD2/3によるコファクター選択機構

Hydrophobic patches on SMAD2 and SMAD3 determine selective binding to cofactors
Miyazono K, et al:Sci Signal, 11:eaao7227, 2018
宮園健一, 田之倉 優
Kenichi Miyazono/Masaru Tanokura:Laboratory of Basic Science on Healthy Longevity, Department of Applied Biological Chemistry, Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo(東京大学大学院農学生命科学研究科養生訓を科学する医食農連携寄付講座)
10.18958/6191-00003-0001577-00

TGF-βシグナル伝達系における主要転写因子SMAD2/3は,他の多様なタンパク質(コファクター)と共同的に作用し,複雑な遺伝子発現の制御を行っている.本研究では,SMAD2/3が共通のモチーフをもたない多数のコファクターと特異的に結合することができるメカニズムを明らかにした.

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