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クロマチンリモデリング因子DDM1によるパラサイトDNAの鎮静化機構

Mechanism for silencing of parasite DNA regulated by chromatin remodeler DDM1
Osakabe A, et al:Nat Cell Biol, 23:391-400, 2021
越阪部晃永,Frédéric Berger
Akihisa Osakabe1)〜3)/ Frédéric Berger1):Gregor Mendel Institute1)/ Department of Biological Sciences, The University of Tokyo2)/JST PRESTO3)(グレゴールメンデル研究所1)/東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻2)/JSTさきがけ3)
10.18958/6889-00003-0000800-00

クロマチンリモデリング因子DDM1はトランスポゾン上の抑制型エピゲノム修飾の維持に必須な遺伝子として同定されたが,DDM1によるトランスポゾン鎮静化の分子機構はこれまで不明だった.今回,われわれは,DDM1の直接的な標的分子がヒストンバリアントH2A.Wであり,DDM1によるH2A.Wのトランスポゾンへの蓄積がトランスポゾンの鎮静化に重要であることを明らかにした.

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