現場でよく出合う疑問を厳選し,救急や病棟での急性期の初期診断・治療から慢性期の管理まで最新のエビデンスに基づいた循環器診療の重要ポイントを解説!「疑問」をアンカーに効率よく多くのことが学べる!
目次
序【永井利幸】
第1章 ER・急性期病棟におけるギモン:診断編
1.絶対帰してはいけない胸痛,帰しても安心な胸痛を教えてください【水野 篤】
2.ショック症例から心原性ショックを短時間で鑑別するコツを教えてください【山根崇史】
3.「失神」診断の極意を教えてください!【坂本 壮】
4.ERにおける心電図判読のコツ,絶対見逃してはいけない波形を教えてください【西原崇創】
5.ERにおける心エコーのminimum essentialを教えてください【北井 豪】
6.2018年現在,心不全の診断は実際どれがスタンダードなのか?【白石泰之】
7.心不全,循環器疾患治療における呼吸器疾患/呼吸器感染症の考えかたとピットフォール【大野博司】
8.心不全の原因特定にはどのタイミングでどのようなアプローチが理想的ですか?【横田 卓】
9.急性大動脈症候群の最新Evidence Based Diagnosisを教えてください【真鍋 晋】
10.急性肺血栓塞栓症の最新Evidence Based Diagnosisを教えてください【辻 明宏】
第2章 ER・急性期病棟におけるギモン:治療編
1.急性冠症候群に対する再灌流療法の適応と適切なタイミングを教えてください【川上将司】
2.心房細動の上手な救急対応を教えてください【鎌倉 令】
3.急性心不全に対する血管拡張薬・強心薬の使い方・考え方を教えてください【田中寿一】
4.急性心不全に対する利尿薬および輸液管理について教えてください【中野宏己,永井利幸】
5.急性心不全の呼吸管理のコツを教えてください【義久精臣,竹石恭知】
6.急性肺血栓塞栓症に対する最新の薬物療法,その選択についていけません【辻 明宏】
第3章 慢性期病棟におけるギモン:ウマい慢性期管理とは?
1.安定冠動脈疾患に対する血行再建の真の適応はどこにあるのでしょうか?【猪原 拓】
2.左主幹部,多枝病変に対してPCIとCABGはどのように選択すればよいのでしょうか?【外海洋平】
3.PCI後の抗血小板薬はどのようなレジメンで結局いつまで続ければいいのでしょうか?【大塚文之】
4.観血的処置時の抗血栓療法マネージメントのコツを教えてください【横井研介】
5.心房細動に対するカテーテルアブレーションは本当に効果があるのでしょうか?【山口尊則】
6.心不全で利尿薬が思うように効かない場合はどのようにすればよいのでしょうか?【坂口大起】
7.心不全の退院までに導入すべき至適薬物療法の適応,目標用量,そして注意点を教えてください【夜久英憲】
8.降圧薬の上手な選択のしかたが知りたいです【又吉哲太郎】
9.高齢者心不全の多剤処方の整理のコツを教えてください【川上利香】
10.末期心不全患者に対する緩和ケア導入のタイミングを教えてください【柴田龍宏】
第4章 新しい治療薬・デバイスのギモン:実際のトコどうなの?
1.エビデンスに基づいた抗凝固療法の適応と使い分けを教えてください【金山純二,里見和浩】
2.PCSK9阻害薬は実際どのような症例に使用するのでしょうか?スタチンとの違いも含めて教えてください【小倉正恒】
3.TAVI,MitraClipの適応について非専門医が知っておくべきことを教えてください【大野洋平】
4.最近,不整脈関係の新規デバイスが多すぎて混乱します.それぞれの利点と適応について教えてください【長瀬宇彦】
『第2章 ER・急性期病棟におけるギモン:治療編 3.急性心不全に対する血管拡張薬・強心薬の使い方・考え方を教えてください』より抜粋
『第3章 慢性期病棟におけるギモン:ウマい慢性期管理とは? 5.心房細動に対するカテーテルアブレーションは本当に効果があるのでしょうか?』より抜粋
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- 【本書名】レジデントノート増刊:循環器診療のギモン、百戦錬磨のエキスパートが答えます!〜救急、病棟でのエビデンスに基づいた診断・治療・管理
- 【出版社名】羊土社
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(2021年8月23日)
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