実験医学INFORMATION

  

株式会社同仁化学研究所 第34回フォーラム・イン・ドージン

脳の未来への挑戦 新薬革命と神経変性疾患を克服する新時代
〜夢か現実か,議論の舞台裏〜

現在,神経変性疾患と呼ばれる疾患は,アルツハイマー病,パーキンソン病,筋萎縮性側索硬化症(ALS),ハンチントン病など,さまざまな病態を特徴としています.神経変性疾患の研究において,病気のメカニズムや病態の理解は,治療法の開発や新たな薬剤の開発に応用され,最近,神経変性疾患に有望な新薬が開発されました.このような新薬の開発により,神経変性疾患の治療や予防において大きな進歩が期待されています.そこで,今回のフォーラムでは,神経変性疾患研究の第一人者であられる先生方をお招きし,神経変性疾患の最新の話題についてご講演いただきます.

【日時】
2024年11月15日(金)9:30~17:00 オンライン開催(参加費無料)
【プログラム】
●9:45〜10:30 齊藤 貴志(名古屋市立大学大学院 医学研究科 脳神経科学研究所・認知症科学分野)/「アルツハイマー病病態形成とグリアネットワーク」
●10:30〜11:15 須貝 章弘(新潟大学脳研究所 脳神経内科)/「TDP-43をターゲットとするALS治療戦略」
●11:15〜12:00 奥住 文美(順天堂大学大学院 医学研究科 神経学)/「α-シヌクレインシードの検出と α-シヌクレイノパチー病態解明への期待」
●13:15〜14:00 三隅 洋平(熊本大学大学院 生命科学研究部 脳神経内科学講座)/「トランスサイレチンアミロイドーシスの病態解明と治療法の進歩」
●14:00〜14:45 斉木 臣二(筑波大学 医学医療系 神経内科学分野)/「パーキンソン病に対する疾患修飾療法 -オートファジーに着目して-」
●15:00〜15:45 藤野 雄三(近畿大学 医学部 脳神経内科)/「リピート伸長変異による神経変性疾患:明らかになる遺伝学と新規分子病態」
●15:45〜16:45 岩坪 威(東京大学大学院 医学研究科 神経病理学分野)/「アルツハイマー病治療薬開発の現状と展望」
  • 実験医学2024年11月号
  • 掲載

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