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ゲノムインプリンティング

げのむいんぷりんてぃんぐ

ゲノムインプリンティングは哺乳類特異的エピジェネティック機構として知られる,父親または母親由来のゲノムからのみ発現するインプリント遺伝子(PegとMeg)の制御機構を指す.(実験医学2023年9月号より)

ウイルスから獲得した遺伝子により哺乳類は何を得たのか実験医学2023年9月号

哺乳類のいくつかの遺伝子は同じ個体内で,父親由来のアレルと母親由来のアレルとで極端に異なる発現量を示す.このような現象はゲノムインプリンティングとよばれ,DNAメチル化が主に関与しているとされている.インプリンティング遺伝子には個体発生,成長,形態形成,精神行動に必須な機能を果たす遺伝子が含まれている.(実験医学増刊407より)

栄養・代謝物シグナルと食品機能

転写、エピゲノムの制御から代謝性疾患の治療・予防に向けて

亀井康富/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです