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養子免疫療法

ようしめんえきりょうほう

がん患者自身の免疫細胞を採取し,体外で培養して刺激,増殖させることでがん細胞に対する傷害活性を有する免疫細胞を大量に誘導した後,それらをがん患者に投与する治療法.腫瘍浸潤リンパ球(tumor infiltrating lymphocyte: TIL)を利用した手法においては治療効果を認める症例も存在するが,現時点では標準治療として確立するには至っていない.(実験医学2015年9月号より)

最新 がん免疫療法

抗PD-1抗体,CAR-T細胞療法から,Neoantigenを標的としたがん制御機構まで

玉田耕治/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです