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加齢黄斑変性

かれいおうはんへんせい

黄斑とは,網膜の中心に位置し,形態覚や色覚を担当する感度の高い視細胞密度の高い部位である.外部からの光線は角膜・水晶体のレンズにより屈折し黄斑に集中し,文字を解読する視力は同部位の機能に依存する.加齢黄斑変性には,脈絡膜血管新生を合併する滲出型と合併しない萎縮型があるが,本稿での加齢黄斑変性は血管新生を伴う滲出型を指す.(実験医学増刊2817より)

血管研究と血管治療

血管形成メカニズムの新たな概念から炎症・がん治療,虚血性疾患の血管再生療法まで

高倉伸幸,尾池雄一,室原豊明,矢野聖二/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

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