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【スマホで読める実験医学】ロイコトリエンB4第一受容体は滲出型加齢黄斑変性症の新規治療標的となる
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ロイコトリエンB4第一受容体は滲出型加齢黄斑変性症の新規治療標的となる
Leukotriene B4 receptor 1 is a novel therapeutic target in wet-type of age-related macular degeneration
Sasaki F, et al：JCI Insight, 3：10.1172/jci. insight.96902., 2018
Fumiyuki Sasaki1）/Takehiko Yokomizo2）：Department of Cell Signaling， Gradate School of Medical and Dental Sciences， Tokyo Medical and Dental University1）/Department of Biochemistry, Juntendo University School of Medicine2）（東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科分子情報伝達学分野1）/順天堂大学医学部生化学第一講座2））
10.18958/6285-00003-0001332-00
滲出型（しんしゅつがた）の加齢黄斑変性症（AMD）は，血管新生に伴い網膜に障害が生じる疾患である．われわれはロイコトリエンB4第一受容体（BLT1）欠損マウスやBLT1拮抗薬を投与したマウスに滲出型AMDモデルを誘導し，これらマウスで発生する病的な血管新生が軽減されることを示した．この結果は，BLT1が滲出型AMDに対する新規治療標的となることを示唆している．
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