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脊髄後角

せきずいこうかく

脊髄の背側部分で,一次求心性神経からの入力を受ける.一般的には,浅層領域には侵害受容信号,深層領域には非侵害受容信号が入力する.脊髄後角の神経細胞は,脳へ投射するprojection神経と,局所回路を形成する興奮性や抑制性介在神経で構成される(数的にはほとんどが介在神経).最近,介在神経のサブセットは30種類におよび,非常に複雑な神経回路を形成していると予想されている.(実験医学2020年2月号より)

PAIN—痛み

痛覚システムの最新理解と免疫・がん・多臓器への新たな役割

津田 誠/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです