CAR-T細胞
CARTさいぼう
CAR遺伝子は表面抗原を認識する抗体分子の可変領域（VH，VL）の単鎖とCD3ζ分子（T細胞シグナル伝達分子）を人工的に結合させた遺伝子である．CAR遺伝子を導入した細胞がCAR-T細胞である．CAR遺伝子とともに共刺激因子（CD28，4-1BB等）をT細胞に遺伝子導入する．CAR-T細胞はHLA非拘束性に反応する．（実験医学増刊3715より）
がん免疫療法の個別化を支える新・腫瘍免疫学
がん特異的抗体の抗原認識部位とCD28などの共刺激分子およびCD3ζとの融合体であるCARを発現するCAR-T細胞は，がん特異的抗原を認識して活性化し，がん細胞を傷害する．（実験医学増刊3715より）
がん免疫療法の個別化を支える新・腫瘍免疫学
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
本コンテンツは，2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に，新規追加・再編集したものです
